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ダイアナ・エクストラバガンザ連載【コンプレックス女のはなし。】

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女子の生態を独自の視点で観察、そして鋭く斬る人気美容家・ダイアナさん。今回は、コンプレックスにまつわる女子の「あるある」をクローズアップします!

お題:コンプレックス女のはなし。

他人のコンプレックスは見て見ぬフリが大人のマナー

コンプレックスに悩む女子は、いつの時代も存在するもの。そもそも、コンプレックスがない人って、世の中にいるのかしら? 私なんて、コンプレックスが山ほどあるわ。「私、コンプレックスが全然ないんです!!」という完全無欠な女は嫌。私、こんな女とは話もしたくない。人間誰しもコンプレックスのひとつやふたつは持っているものでしょう。それをいちいち周囲にいわないだけで。「私ってブスだから……」なんて、自らまわりに告知する女は単に自己承認や肯定、共感が欲しいだけ。「ありのままの私を受け入れろ!」と一方的に押しつけてる行為は、失礼極まりないわ。そんな逃げ場のない問いかけに対して、「わかる~!」と「そんなことないよー! 〇〇ちゃんは可愛いもん♡」の共鳴現象する女たち。あれ、女性特有で気持ち悪い。本当は何もわかっちゃいないくせに……。ちなみにお酒の場で酔ったとき、必ずといっていいほど、コンプレックスネタを話す女は、実は自分に自信がある証拠。だから、共感や心配の必要なし! いいたいだけいわせておきましょう。

私は女同士で傷をなめ合ってるうちは何も変わらないと思うの。本当に悩んでるなら、自分で黙々と努力するものでしょ? 稀にコンプレックスを笑いに昇華させたり、転換させる術を持っている人もいるけれど、大抵の人は解決すべく試行錯誤するでしょう。とにかく、本気で目が小さいのを悩んでるなら、ミーナを読んでメイクの研究を熱心にするだろうし、お金を貯めて整形に行くかもしれないし。他人に云々いう前に自分で解決しようと頑張るものよ。それでも、改善や解決しないこと、とくに30代、40代になっても引きずってるなら、それはもう受け入れるしかないことだと思う。だって、30年以上付き合ってきても克服できないなら、もうそれはどうしようもないことなはず! なかなか治らない古傷みたいなものだから、自分の一部として付き合っていくしかないの。そう、“折り合い”をつけるのよ。大人になると、いろんなことに折り合いをつけて生きていく必要があるの。折り合いがつくまでは苦しかったり、痛みを伴ったりするけれど、そこに至ってしまえば、ラクになるわ。「あー、みんなもそうなんだぁ」とまわりの現実も見えてきて、自分の肩の力が抜けたり、「他人は他人、私は私」と他人と比べることがなくなったり。そういうことができるようになると、若いときよりも生きやすくなると思う。そもそも、いい年して、「私、低い鼻が本当に嫌で~」「猫っ毛が悩みなの~」とかいってられないしね。もっと切実な悩みが出てくるんだから。家のローンや親の介護、もう少し経てば保険の満期だってくるんだし、税金も払わなきゃいけないの(笑)。だから、容姿や性格のコンプレックスを悩んでるうちは、いい気なもの。ミーナ読者のみなさんも実家暮らしで、黙っててもごはんが出てくる毎日がいつまでも続くわけじゃないんだから。実家を出て働き出したら、コンプレックスのあれやこれやをいってられないわよ。「鼻が低い」「目が小さい」「脚が太い」なんて、グチグチ言ってる場合じゃない。自分の力でお金を稼いで、明日のごはんが食べられるかどうかのほうが切実な問題なんだから。自分なりの折り合いをつけましょう。

それから、コンプレックスを解消して、“完璧な女になりたい”“私は常に向上してます!”とまわりに喧伝する女、私は嫌いなの。こういう女って、他人のコンプレックスにも口を出すのよね。「えー、あなたはそれでいいの?」「もっとこうしたら、可愛くなれるのに!」とか言っちゃって。「私が気づきのないあなたに気づきを与えたわ!」と自信満々なのね。あれ、ものすごくお節介よ。他人のコンプレックスに口出しはするもんじゃない。気づいていても言わないのが大人。なぜなら、自分のコンプレックスは自分が一番よくわかってるんだから。それに、なんとかなるコンプレックスをあえて何もせずに放置してるのも、ひとつの選択。どうであれ、本人が選んだことなんだから、他人が口出すことではないと思うわ。なんて言うと、私がコンプレックスについて語るのも本末転倒ね。みなさん、既に自分のコンプレックスを認識して、今必死で改善の努力してるかもしれない。だとすると、私の話なんてもう聞きたくないわよね? 失礼しました(笑)。

ダイアナ・エクストラバガンザさん
1975年12月18日生まれ。大阪府出身。美容家とホステスの顔を持つ。TOKYO MX『バラいろダンディ』の金曜レギュラーをはじめ、毎週木曜にはソラトニワFM銀座でラジオ番組『オトナの自由時間 ほんとに私らでええのんかしら』も担当。

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